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【夏目友人帳 伍 第6話『音無しの谷』の感想】

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出典:http://honyakutyuihou.hatenablog.com/entry/2016/11/11/125048

夏目友人帳の中でよくある展開として、夏目が祖母レイコに間違われて攫われたり、レイコと間違われて歓迎されたりなどがありますが、『音無しの谷』では歓迎されたため、既に他界している事実を伝えるのがとても心苦しい展開になります。開始冒頭で声を奪われてしまっている事もあり、ニャンコ先生が説明をするのですが、おっとりとした妖は心から客の来訪を喜んでいたので、沈んだ時の仕草に胸が痛くなります。

大きな鳥のような姿をした妖怪・ひだかが、夏目を招きいれた場所は自身の棲家。賑やかで楽しかった過去の記憶が残る場所であり、今はひだかしかいない寂れてとても静かな場所。一人で思い出と共に過ごすのは、楽しかった分、とても寂しかったろうと思いましたが、レイコと共に遊んだ日や契約した事もありいつか呼ばれるかもしれない、また会えるかもしれないという期待が、またあの寂しい谷にひだかを留めさせていたと思うと、レイコはなかなか罪深い人だ、と感じてしまいます。

でもその分、妖に良い思い出や優しさを分けてあげている部分もあるんですよね。とても不器用な人。回を重ねる毎に明らかになっていく部分が多いものの、未だ語られていない部分も同様にあると思うのでこの先がとても気になります。

別の話になってしますのですが、気になった点として、毎度ながら夏目が描いた絵を見て、ヒノエが「ああ、あの妖怪か」と気付くのが早い。

夏目友人帳 肆 第3話『小さきもの』でも見られるように、夏目が「夏目組 犬の会」に妖怪探しで相談する場合、イラストで用紙を説明する事が多く、中級たちはちんちくりんだと嘲る傍らで、ヒノエは隣町のあの妖怪、噂に聞くあの妖怪と的確に夏目に助言してくれます。それ程情報ツウなのかもしれませんが、解読が早くて毎回驚きます。同時に夏目の描画スキルの高さもなかなかだとも感じます。そうなると、中級たちが使えないだけ?なのでしょうか。

少し脱線してしまいましたが、今回声を奪われた夏目は、藤原夫妻には風邪で声が出なくなったと伝えます。これまでのストーリーを振り返ってみても、体調を崩すことが多く病弱なイメージとなっているのは否めないですね。瘴気に中てられ倒れたり、熱を出したり、目覚めなかったり。出来るだけ心配をかけまいとするものの、夏目の境遇ではそれも難しいのだと感じます。

風邪と言う事で、ネギ湿布やはちみつ大根シロップを塔子さんが作ってくれるのですがその優しさに頬を赤らめる夏目は依然に比べ人に頼る事を知り、心配してくれた人へ罪悪感を抱くのではなく、してくれた事に感謝する気持ちを持つことを覚え、藤原家に馴染んできたように感じますね。そんな温かな家に迎え入れられて良かったと、改めて思うストーリーでした。

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【夏目友人帳 伍 第7話『遠い祭り火』の感想】

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出典:http://tomta.hatenablog.com/entry/2016/11/23/110218

『通り祭り火』は、田沼の親戚が経営する民宿が改装すると言う事で夏目、田沼、西村、北本の4人が準備の手伝いをすることに。男子だけの小旅行、青春な感じでオープニング明けからワクワクしていました。

腐ィルター越しだと、夏目と田沼にピントがあってしまうのは仕方ないのかなと思ってしまいます。妖の存在を認識していて、夏目の能力やニャンコ先生の存在を知っているのも男子だと田沼だけ。秘密を抱える二人、互いに打ち明けあえる仲、と言ったところでしょうか。

その為か、夏目田沼、西村北本のグループに分かれることが多いのでそういう視線を向けてしまうという部分もあるのかとは思います。また、今回は田沼の過去を垣間見るストーリーなのでその点でもピントが合いやすいんですね。

■田沼の潜在的な霊感の強さが顕著な回

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出典:http://otaken1248.com/archives/13582937.html

無意識ながら霊感の強い田沼。この回では、その強さが顕著に出ている部分が多くあります。イトさんから面を盗んだ犯人を捜すよう言われた夏目、その後ニャンコ先生が田沼にリークして共に探すことになりますが、改装準備で荷物を運び出す際に通り過ぎていくカップルにジッと視線を向けたのも、無意識下で人と違う気配を感じていた様に見えます。

「それはなんだか、ちょっとキツイな。人だと思って接していた相手が、妖怪だったら。なんだか、寂しいな。」

上記の田沼のセリフからわかるように、身近にそんな存在がいたのかもしれないと考えさせられる部分もありました。後に、イトさんに良くして貰っていて良い近所のおばあちゃんと思いながらも、時々怖く感じる事があった、他の人とは違うような、と発言していた事から幼少期からその素質は十分にあった、寧ろ強かったのかもしれません。

その頃は不思議な感覚としか思っていなかったものの、夏目に会ってから、妖の存在を認識するようになってあの不思議な感覚は妖の類だから、他の人とは違って感じたのしれないと認識した、と夏目に告白するシーンがあり、その時のセリフが腐女子的胸キュンポイントに。

「だから、もう俺には、夏目みたいな友人が出来たからさ。あの人に、俺の友人を見せたくて来たんだ。ありがとうな夏目。」

身内に近い存在の人に紹介したいなんて、プロポーズじゃないか。と内心で叫んだのは、きっと私だけではない筈。お面を取り返した時に、田沼に知らせが行く部分も夏目との繋がりがある分、その後、倒れた夏目を田沼がお姫様抱っこで離れまで運んで行ったのではなど、いろんな展開を妄想に突っ走らせてしまう展開だと感じました。

■優しさ溢れるストーリー

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出典:http://tomta.hatenablog.com/entry/2016/11/23/110218

正体がバレれしまったイトさんが田沼が見慣れた姿を捨てようとした時、夏目は「人だと思って接していた相手が妖怪だったら、寂しい」と話した田沼の言葉を思い出してイトさんを引き留めたのだろうと感じました。また同時に、一人の人間に情など掛けないと発したイトさんですが、田沼の事を語る口調やその他の言動からそれが本心ではないと察し、そのままでいてくれと妖側の事も考えた結果の優しさなのだろうと思いました。

イトさんの優しさ、夏目の優しさ、田沼の優しさ、形や言葉が違っても感じているものは一緒で、そんな部分が心地よいストーリーです。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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