出典:https://www.youtube.com/watch?v=YuwsFS1_clo

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動かされた思いと心


出典:https://mangagatari.com/topics/1238

今回のアニメ20話は、主人公である敦にとってひとつの“ターニングポイント”となるお話でした。

今までは自身が“存在しても良い”意味ばかりを探していた敦でしたが、このお話では自分の強い思いに突き動かされ、そして人の心さえ動かしてしまうのです。

こちらでは敦を中心に、彼に心を動かされた人物についての感想を書かせて頂きました。

過去への決別と今までの自分を受け入れる覚悟


出典:https://mangagatari.com/topics/2815
ギルドに捕まった敦は白鯨内でルーシーと再会します。

しかし任務の失敗と共に手の内(異能)を知られてしまった彼女には、ギルド内で身を置く場所など無く、それでも縋るような思いで小間使いとして組織に留まっていたのです。

だからこそルーシーの八つ当たりとも思える罵りを、敦は過去の自分と照らし合わせる、そんな切ない“追体験”にも似た回でした。

全てを失ったと感じるルーシーは、敦や他人の苦しみを嘲り笑います。

ところがそんな彼女に敦は、地上で普通の生活を営む人々を救えないのは、無力であった過去の自分を見捨てるのと同じなのだと説くのです。

それこそが敦が太宰と出逢えたことで探偵社の仲間とめぐり合い、そして自身の居場所を見出せた理由。

――「後悔したくない」

だったのかもしれません。

信じるに値する思い


出典:https://mangagatari.com/topics/1238

敦の過去や思いに共感したのか、ルーシーは自身の異能の力で敦を脱出させました。

ですが超高度を飛ぶ白鯨から地上へと飛び降りるのは命懸けとなります。

それでも地上の人々を救うたった一つの手段。

呪いの人形を太宰の異能で“無効化”して貰うためにと、敦は迷わず空中へと飛び降りるのです。

ところが、トウェインの射撃でパラシュートが破壊され、生身のまま地上へと叩きつけられそうになります。

しかし寸前で、敦は自身の中に住まう“虎”と対峙するのでした。

今まで忌むべき存在と思っていた“虎”でしたが、敦がその力に助けられ来たのも事実です。

じき地上へと叩きつけられ、自分の命が残りわずかと覚悟した敦は、忌みはしても今まで力を貸してくれた“虎”に感謝の言葉さえ述べるのです。

つまり、自分の一部である“虎”を敦が受け入れた瞬間でした。

すると、部分的とはいえ“虎”の力を引き出せた敦は、間一髪で地上に叩きつけられることなく無傷で降り立てます。

その後もトウェインからの攻撃は止まず困窮するところに、彼が来ることを信じ待っていた太宰が駆け付けて来るのでした。

捨てる勇気と信じる勇気


出典:https://mangagatari.com/topics/2815

実はここまでの流れで対照的だと思えたのが、敦と係わった二人の少女の反応です。

暗殺を生業としていた鏡花は敦により“光の世界”をみせられ、結果として闇の世界=マフィアから抜け出すことを誓いました。

ですがその為とはいえ鏡花は他人を傷つけることもいとわず、つまり嫌いながらもマフィアでの生き方を貫き通そうとしてしまうのです。

一方のルーシーは、ある意味ほだされる形で敦に手を貸しますが、結果として唯一の居場所であったギルドを裏切ります。

つまり両者の違いとは、鏡花は暗殺者の自分を捨てきれぬまま同じ過ちを繰り返し、ルーシーは全てを捨ててまで「一歩を踏み出そう」とした点なのです。

今回20話では絶望に苛まれながら警察に捕らえられた鏡花ですが、この後の彼女の心の在り方や“光”を求める思いの強さに期待したいですね。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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