出典:http://animedayo.net/

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さて、とうとうこの日がやって参りました

『文豪ストレイドッグス』アニメ第2期・最終回「若し今日この荷物を降ろして善いのなら」です。

前回から3ヶ月しか空いてはおらず、1期直後に2期アナウンスがされていた為でしょうか、何だかずーっとアニメ放映していた錯覚におちいりますね。

騒がしくも気のよい連中で織り成す、笑いあり、人情あり、感動あり、そして腐向けあり……なアニメ文スト。

今回こちらでは、物語のあらすじや感想と共に、腐女子的的見解を織り交ぜながらアニメ2期第24話のご紹介をさせて頂きます。

 

様々な覚悟


出典:http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1481851778

自身が持つ全財産を消費し、己の異能力で身体強化を果たしたフィッツジェラルド。

その圧倒的な力を前にしながらも、敦と芥川は臆することなく戦いを挑むのです。

「月下獣 半人半分虎」

「羅生門 天魔纏鎧」

全力を出し切らんと挑むふたりでしたが、それでもフィッツジェラルドの力には遠く及びません。

刻一刻と迫り来る、白鯨(モービック)墜落による悲劇のカウントダウン。

また一方で、囚われの鏡花を説得し続ける太宰の姿が。

「成りたいモノと向いているモノが違う時 ヒトは如何すればいい?」

生き方の正解を求めて誰もが戦い、迷い、あてもなく走る。

前回のフィッツジェラルド同様、ここでは太宰の口から「土塗れの迷い犬達(ストレイドッグス)」と、物語を集約したタイトルの意味が語られます。

そうこうしている間にも、少しづつですがフィッツジェラルドを追い詰めたかに思えた敦と芥川。

ですが、捨て身とも言える戦い方のフィッツジェラルドに、敦は殴り飛ばされ白鯨の甲板から墜落しかけます。

そして、そんな敦を救ったのは芥川の羅生門だったのです。

敦は羅生門を足がかりに白鯨に戻ると、芥川のサポートを受け「月下獣羅生門 虎叢」を纏い、渾身の一撃をフィッツジェラルドへと放つのでした。

しかし、二人の前にいまだ立ち塞がろうとするフィッツジェラルド。

執念にも似た姿に驚く敦と芥川でしたが、フィッツジェラルドまるで最後の力が尽きたよう倒れると、遥か上空から地上へと落ちて行くのでした。

 

成功と勝利


出典:http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1481851778

芥川の機転でフィッツジェラルドから端末を奪い、白鯨の落下を止めようとする敦たち。

ところが端末を停止させたにも係わらず、何者かのハッキングにより白鯨は地上へと降下を開始するのです。

操舵室で敦らが話しているその会話を、無人機の通信で聞いていたらしい鏡花がある提案をします。

それは白鯨が街へと墜落する前に、自身が囚われている無人飛行機を衝突させること。

白鯨から逃げ出す手はずをする敦は、鏡花にも無人機から逃げるように指示します。

ですが、足首を鎖で繋がれた鏡花は逃げ出す事はできません。

それどころか、これで自分は探偵社の入社試験に合格するのだから、何も惜しくないとまで言い切る鏡花。

敦の必死の制止に太子、鏡花は謝罪とお礼を述べながら、降下する白鯨に無人飛行機ごと衝突するのでした。

パラシュートを使い脱出した敦らは、鏡花の死に絶望の思いを抱えます。

ところが、「これで善かった」と語る太宰と共に、武装探偵社社長・福沢も姿を見せるのです。

なぜなら、福沢の異能「人上人不造」とは、探偵社員のみに発動する”異能の出力や制御”を可能とする能力

つまり鏡花が白鯨へと無人機を衝突させた行為は、自身も語っていたように探偵社の入社試験に合格する行為。

すなわち、探偵社員となった鏡花は、携帯電話でしか操れなかった夜叉白雪を使い、足の鎖を斬らせ衝突の寸前に脱出したのです。

実は、それもこれも全てが太宰の考えの範疇であり、鏡花の行動や敦の勝利を信じていたからこそ成せた正に”成功”と”勝利”でもありました。

こうした探偵社のやり取りの中、芥川は太宰に自身の力を認めて貰うのだと、満身創痍の身体を奮い立たせます。

しかし太宰は、今までの否定的な言葉とは真逆の「強くなったね」と、後輩であり元部下でもあった芥川の功績を褒めるのです。

……と同時に、糸が切れたが如く地面へと倒れこむ芥川。

体の限界もあった芥川でしょうが、正直うれしくって倒れたようにしか見えませんでしたね。

 

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大団円


出典:http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1456883745

フィッツジェラルドが倒された事で、統制が取れずバラバラとなったギルド。

トウェインは本国に帰り、オルコットはフィッツジェラルドが生きている事を信じ彼の捜索を。

またフィッツジェラルドを嫌っていたスタインベックは、内部崩壊が起きたギルドの内乱を鎮める為に動き出します。

そして正体不明のウヴクラウドは、結局最後まで”何者”か分からぬまま、海へと姿を消してしまうのでした。

――一方。

病院から退院したらしい安吾は、メルヴィムへの情報提供を求めます。

実はメルヴィムは二代前のギルドのボスだったのです。

安吾から助力の願いを求められるメルヴィムでしたが、その背中を小さな生まれたての白鯨が付いて行く姿が救いであり、ホロリとさせられてしまいました。

その頃、探偵社では新社員として鏡花が皆に迎え入れられます。

アニメで嬉しそうな顔の鏡花、かわいかったですね。

敦を褒めたいのに説教しちゃう不器用な国木田も素敵だし、Qの一件を謝罪する敦に対しナオミら女性陣のやさしい言葉が泣けてきちゃいます。

本当、敦は探偵社に来れて良かった!

そんな盛り上がる探偵社を訪問したポオですが、乱歩により“孤独”と言う名の拷問を……。

なのに、一緒にいたアライグマは人気者のようで、皆さんポオにもやさしさを分けてほしいです。

ところで中也が森と紅葉に振舞った秘蔵の品・ロマネの六十四年もの、こちらは現在のお値段で3の次に丸が6個も付いてしまう、目玉が飛び出る程の超ヴィンテージ。

一夜限りの双黒復活の際に中也から語られた、太宰が抜けた後に祝杯をあげたペトリュスは、その半値~4分の1程度のお値段。

これを双黒時代よりお給料が格段に上がったと考えるもよし。

それとも「今日の為に取っておいた」と語る中也の真意を汲み取ってみるもよし。

こうして彼らが飲むお酒の銘柄だけでも、楽しみ方は色々とありますね。

 

新たな敵の影


出典:http://k-ani.com/feed/2588

探偵社に捕らえられていた紅葉に、鏡花の件で様々な取引や計略の説明をしていた太宰。

実は紅葉は以前、年上の男性と組織を抜けようとし、その男性が殺された事でマフィアを憎んでいました。

だからこそ森は紅葉に対し、今の(強い)君ならマフィアから去っても誰も追えないのだ、と語ります。

ですが紅葉は、自分の敵は先代のボスであり、今の頼りないボスを手伝わなければならないと返すのです。

芥川や樋口ら、そして森と紅葉など、裏社会を牛耳るポートマフィア内でも、良好な人間関係が築かれている事実はファンとしては嬉しいですね。

しかしそんな紅葉に対し、自分の守備範囲は十二歳以下と、全くブレない森には思わず敬服てしまいました。(笑)

一方、美術館で絵画を見ている太宰とギルドの広津。

太宰は初めて敦と出逢った時から、芥川とふたりで新しい世代の双黒(コンビ)を考えていたようです。

ここのシーンでも実は、太宰が芥川のことを常に頭の隅に置き、考えていたことが伺えます。

また太宰と広津が居た場所ですが、こちらは文ストの聖地でお馴染み・横浜美術館内で、見ていた絵画は三鷹市寄託の太宰治(文豪の方)による『風景』です。

アニメではかなり印象的な台詞を削られていたのが残念でしたが、太宰治(文豪の方)が絵の造詣も深かったのは今回初めて知りました。

こうして本当に終わるのだな?……とさびしく思っていると、来ました!かの企み声の一人者・石田彰ボイス!!

ハッキングにより白鯨を墜落させようとし、太宰が案じていた黒幕ことフョードル・ドストエフスキー

彼はミッチェルの意識を取り戻す事を条件に、ナサニエルを引き込んでいたのです。

ところでこのシーン、コミックスではミッチェル呼びのナサニエルが、アニメではマーガレットだったのはファンとしてはちょっと嬉しかったです。

 

そしてヨコハマの海を見つめる敦と芥川ふたりの姿に、思わずアニメ第三期を期待せずにはいられないラストでした。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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