出典:http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1481676187

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アニメ2期・最終回まで残り1話となった今回。

ギルドのボスこと無尽蔵な力を誇るフィッツジェラルドとの対決や、敦と芥川による因縁の遭逢など見どころがいっぱいです。

そこでこちらでは、物語のあらすじや感想と共に、腐女子的的見解を織り交ぜながらアニメ2期第23話のご紹介をさせて頂きます。

 

違う方向に連なる線と線とが交わる瞬間


出典:http://www.dailymotion.com/video/x548cr5

前回第22話の最後で、ギルドの白鯨内で偶然にも邂逅してしまった敦と芥川。

お互いの因縁を考えたら正に一触即発……。

どころか速攻で戦闘に入ってしまいます。

そんなふたりの拮抗を打ち破る手段として、一計を講じる太宰。

敦は指示通りに自分が付けていたインカムを外すと、これは太宰と繋がっていて、太宰が話があるそうだと芥川の注意を引き付けてか・ら・の……。

無慈悲なほど全力でインカムを投げ捨ててしまいます。

「太宰さんっ!」

自分に話がある、と言ってくれた太宰が向こう側に居るであろうインカムを、必死に追い掛け飛び降りる芥川。

芥川には申し訳ないのですがある意味で、ここが今回最大の見せ場の一つかもしれません

何とかインカムを捉え太宰と話そうとするも、通話は「ツーツー」と途切れていてって芥川…不憫すぎましたね。

一方のフィッツジェラルドと言えば、クリームチーズ嫌いな奥さんがシェフを解雇した件で電話中。

どうやらこの夫婦の世界では、妻・ゼルダのクリームチーズ嫌いを知らないシェフは滅びればよいそうです。

こうしている間に、ようやくフィッツジェラルドの元へと辿り着いた敦。

ですがフィッツジェラルドは、自身が遂行しようとする最悪のシナリオを敦へと語り聞かせるのです。

それはこの白鯨(モービック)をヨコハマへと墜落させ、街を壊滅させるというもの。

この非道を止めるためには、フィッツジェラルドが持つ端末を手に入れなければいけません。

先の芥川との戦いで、部分的ですが既に人虎化している敦は、その力を用いて端末を奪いに行きます。

ところが、フィッツジェラルドは自身が保有をしている有価証券10万ドル分を使い、その異能力”華麗なるフィッツジェラルド”を発動させます。

この異能力は”消費した金額に比例した身体能力強化”で、払ったお金の分だけ強くなれるもの。

つまり大富豪であるフィッツジェラルドにとっては、かなりのチート技もしくは課金技(?)とも言えますね。

とは言え、10万ドルもの大金を使ったのは久しぶりらしく、倒された敦は絶体絶命

なのにそこへと、まるで追い討ちをかけるが如く芥川が登場するのです。

 

ストレイ・ドッグ


出典:http://animedayo.net/

その頃。

鏡花は鎖に繋がれ、いわば永遠の独房ともいえる飛行機の中に居ました。

そんな彼女に太宰は、正式な探偵社社員でない旨を告げながらも「入社試験」の意味を伝えます。

ですが先の一件で自棄となった鏡花に太宰の言葉は届きません。

彼女の返答に太宰は、“気に入らない”と断言、そして、

「元殺し屋に善人になる資格はない」

本気でそう思っているのかと問い正します。

また、その時太宰の胸に去来したのは、取り戻す事の出来ない大切なあの”親友”の姿でもありました。

 

カメラが白鯨に戻ると、芥川はフィッツジェラルドと交戦するも、今度は50万ドルもの大金を消費しパワーアップするフィッツジェラルド。

異能力発動中の隙をついてフィッツジェラルドへの攻撃を行う敦でしたが、触れられたくは無い、孤児院での辛い記憶を再び揺り動かされてしまいます。

戦闘意欲をそがれたかに思える敦でしたが、それを救ったのは最大の敵・芥川でした。

…と同時に、逃げ延びた先でようやく敦の行動原理を見抜いた芥川。

「「生きる許可」を貰う為 闘っている」。

ごもっとも。

こう語る芥川も、その無茶な行動の裏に隠された思い――つまり結果を出して“太宰に認められたい”――を吐露するのです。

 

互いの”信念”を語り合う間にも、フィッツジェラルドは彼らに止めを刺さんと現れます。

ここでフィッツジェラルドは「見つけたぞ、ストレイドッグス」と、初めてタイトルの”意味”を私たちへと伝えてくれました。

――ストレイドッグ(Stray Dog)、野良犬、迷い犬、宿なし犬

つまり過去に囚われている敦と、太宰に(認められること)に囚われている芥川。

そしてもう一人の少女も、自身が背負う宿業に囚われている、3人ともが”ストレイドッグス”だったのかもしれません。

 

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羅生門の顎と人虎の爪と


出典:http://www.dailymotion.com/video/

通信機を介して、囚われの鏡花の説得を続ける太宰。

殺しの才能を持つ鏡花は自身が探偵社に向かないと心を閉ざしますが、そんな考えを太宰は1秒で瓦解させると断言。

35人も殺した鏡花に対し、たかが35人と言えてしまう太宰からは本人の闇が垣間見えます。

さらに元災害指定猛獣だった敦など、実は鏡花の近くには理解者が居てくれて、彼女を見守っていたのが大変よくわかるシーンでもあるのです。

 

一方の敦と芥川は、フィッツジェラルドの圧倒的な力になす術もなく、貨物用のエレベーターへと逃げ込みます。

その緊迫し、閉鎖された空間の中で、実は芥川が敦に対し嫉妬にも似た感情を抱いていた事がわかるのです。

持って生まれた強力な人虎の異能力。

探偵社の仲間。

そして、これこそが最も芥川が求めていたであろう、太宰に自分を”認めてもらえる”こと

芥川が敦に対して異常な憎悪を抱き、力を誇示しようと無茶を続けて来た理由が、ようやくここに来てハッキリと判明しましたね。

ところが、逃げ延びたふたりの前には、既に先回りをしていたフィッツジェラルドの姿が。

羅生門を身に纏い戦う”天魔纏鎧”姿の芥川を、敦はこれほどの力を持ちえながら自身を「弱者」と思い込む芥川に対して怒りを募らせながら、自身も人虎の力を引き出します。

結果、目の前のフィッツジェラルドを置き去りにし、何故か言い争いを始めるふたり。

そんな彼らに対してフィッツジェラルドが「似た者同士」と、見事に視聴者や読者の気持ちを代弁してくれました。

ふたり同時の攻撃を受けながら、それでも立ち上がるフィッツジェラルド。

彼には大勢の人々を殺し、街を滅ぼす非道を犯してまでも、この計画を成し遂げたいと願う、強く悲しい理由があったのです。

――娘が亡くなり心を病んだ妻・ゼルダの為に、”本”の力を用いて娘を生き返らせる

願う思いは家族の為。

フィッツジェラルドは全財産を支払い、自身の異能強化で桁はずれの強さを手に入れるのです。

このとてつもない強さを眼前にし、フィッツジェラルドの“覚悟”を知る敦。

苦しい記憶から逃げるのはくだらない事なのかと尋ねる敦に、過去の言葉と自分は無関係なのだから考えるのもくだらないと両断する芥川。

その言葉と受け入れた敦は、芥川は太宰からとっくに認めていると思うと伝えると、ふたりの共通の敵であり最大の敵、フィッツジェラルドへと再び戦い挑むのでした。

 

まとめ


出典:https://prcm.jp/album/25g76/pic/64460151

今回の腐女子的な見所は何と言っても、芥川の太宰への想いとそれに連なる敦への嫉妬ではないでしょうか?

どんなに傷付き、ボロボロになって戦っても、太宰に労いや認められた言葉を貰えないのは自身が“弱いから”と思い込んでいた芥川。

そんな彼にとって過去に囚われていた敦という存在は、ただ偶然に太宰と出逢い、その強力な異能で認めて貰えたのが悔しかったと吐露します。

ですがフィッツジェラルドの言葉を借りれば「似た者同士」なふたりなので、互いが抱く感情が同属嫌悪であった事に気付いたのかもしれませんね。

過去を乗り越えようとする敦の強さ、自身の弱さと戦う芥川。

他にも自分の殻から抜け出せずにいる鏡花と、太宰が背負う過去の重さ、敵であるフィッツジェラルドが戦う理由など今回も見所が満載でした。

そんな文ストアニメ第2期も、いよいよ次回が最終回!

最後までしっかりと応援&見届けたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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