出典:http://anicobin.ldblog.jp/archives/50437796.html
1月14日放送の「落語心中」2期、第2話についての感想や考察です。
それから海外の意見についていくつか紹介しています。

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オープニング

今回でオープニング「今際の死神」が初めて流れましたね。
八雲師匠が周囲の人間を、落語を、自分の人生を断ち切るような演出がされ、今後どうなっちゃうの!?と思わされるような映像でした。
最後の…二代目助六が八雲の背後を取り、着物をめくると肋骨があらわになった演出が何を意味しているのか、とても気になります。
アニメの今後の展開で露呈されていくことでしょう。

小夏と与太のやり取りについて

『与太郎』名前の意味

「いつまでたっても与太郎じゃこちとら困るんだよ!」と小夏の発言がありましたが、そもそも「与太郎」の名はどういう意味を持つのでしょうか?

与太郎とは、「馬鹿」「間抜け」を意味する擬人名。

与太郎とは江戸時代から使われている「馬鹿」「間抜け」「のろま」「役立たず」といった意を含む擬人名で、落語で使われたことから広く浸透した言い回しである。与太郎が普及していく中で与太(よた)と略して使われたり、江戸後期には「嘘つき」「でたらめなことを言う人」という意味でも使われるようになる。

上記の“落語で使われた”というのは恐らく今回助六(与太)が披露する『錦の袈裟』のことであろうと考えられます。
小夏の言葉は、婚姻届けを出したからには与太に「父親として」「夫として」しっかりしてほしい、との意なのでしょうね。

「だからもう助六だってぇの!ちっとも呼んじゃくれねぇんだもんな」

と、与太の言葉がありました。
『助六』とは、小夏にとっては父親の名。
まだ与太を助六として認めたくない、認められない。
それからやはり亡くなった父の名を呼ぶことについて抵抗がないわけないだろうな、と考えます。

助六(与太郎)の取った行動

高座裏でこんな会話がありました。


出典:http://anicobin.ldblog.jp/archives/50437796.html

「与太ちゃんのことだから大して気にしてねぇみてぇだけど」
「最近の与太ちゃんはどうもな…」

これらについては『二人会』の前に明らかにされます。

やはり「気にしている」

例の『スキャンダル』について報道されようが家庭でもいつもと変わらない様子でいる与太。
「大して気にしてねぇみてぇだけど」とも言われているようそのような素振りを全く見せていなかったようです。

しかし実際のところ、「まだ半分も埋まってねぇって…オイラのせいだ」という言葉やアマケンが週刊誌を見せつけた際の反応、アニさんの「やっと落ち着いたところだったのに」との言葉からわかるよう、滅茶苦茶気にしていることがうかがえます。
あるいは自身はもう組とは縁を切っているわけだから気にしていなかったけれど、高座の降板等もあり、世間体というものに影響することを実感し、それに参っていたのかもしれません。

落語評論家「アマケン」


出典:http://b9life.hatenablog.com/entry/2016/03/05/040807

「落語心中」一期、第9話で菊比古に元に真打ち昇進について取材に訪れたのがアマケンの父である文芸評論家アマノ。
このとき隣に座っていた子どもがアマケンだったのですね。
父と同じく、八雲の大ファンのようです。

先ほど与太について、「最近の与太ちゃんはどうもな…」との言葉がありました。
その正体が明らかとなるのがアマケンの言葉です。

「苛立ちの原因はこの記事だけじゃないはずだ。どうせ君、行き詰まってるんだろ?」

「八雲助六、双方の影響が強すぎるが中途半端にどちらの本質にも迫っていない。数多の落語を聴いてきた者として断言しよう」


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「君には自分の落語がまだない」

与太はこれが図星だったわけです。
さすが落語評論家、よく見ていますね。

「二人会」が始まり、アニさんも会前の一連のやり取りを受けたせいか、すべってしまいます。
その様子を見て、さらに焦る与太。
そして『自分の落語』を考えていくうちに、あのような行動に出てしまったわけです。


出典:http://anicobin.ldblog.jp/archives/50437796.html

客の顔色を窺ったりするなど、その「焦り」により客へと噺の内容が伝わらず、うまく噺の中へと引きずり込めなかったのではないでしょうか。

『スキャンダル』や『行き詰まり』による焦りがなければお客さんを噺へと惹きつけて、あのような行動を取らずに「錦の袈裟」のオチまで披露し、拍手で終えられたのではないでしょうか。

海外の反応は?

海外の視聴者の声を紹介いたします。

服を脱いで背中を見せるシーンは、彼の落語を終わらせるための完璧な方法だったよ!

面白い見方ですよね。
なるほど、確かにこれまでの「与太の落語」を終わらせたことを示しているようにも取れます。
ここからどう、過去と向き合い、抱えて生きるのかが見ものです。

背中に彫り物があるくらいで、どうして世間はあんなに騒ぎ立てるの?
ファッションで彫る人だって大勢いるというのに。

Λ残念ながら日本での社会において、やくざ者であるということは絶対的なタブーなんだ。
たとえば公衆浴場において、入れ墨を持つ人は全て入場禁止にしている。
彼らは公共の場に騒動の種がやってくることを望んでいないのさ。

これは文化の違いを感じて面白いなと感じたものです。
外国ではファッションとして刺青を入れている人も多く見受けられますね。