出典:http://tonarino-kawauso.com/wordpress/rakugo17/

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■3話から少し季節を過ぎて

今回は信之助が美少年に育っていたり、子夏が下座に居たり、落語ブームが盛り返していたりと各々が落ち着くところに落ち着いたと言う感じのほっこり回でした。

前回の八雲の体調不良っぷりも今回は見られなかったので、暫くは大丈夫?なのかな?

それにしても、前回からの与太郎快進撃が凄まじいですね。

刺青やチンピラだったことを週刊誌に書き立てられ、一気に仕事が減ったかと思いきや、子供番組にまで出演するまで出世するとは。

顔つきも落ち着いて三代目助六感が出てきたかな、と思った矢先に寄席でまだ「与太郎」と呼ばれていたのには笑いました。

数年ぐらいでは本質は変わらなかったか(笑)

■子夏の落語と囃子方(はやしかた)

子夏は髪を切って、すっかりお母さんっぽくなっていましたね。

下座の仕事は芝居・寄席の囃子方(はやしかた)であり、落語会では出囃子(でばやし)となります。

落語家ごとに使われる曲目が異なっていたり、落語家自身の雰囲気や芸風にあわせて一日何十曲も演奏します。

それを舞台袖で生で演奏しますから、失敗は許されませんね。

子夏さんが必死なのも頷けます。

そして、八雲にも頼み込んで付いた仕事だと、子夏は子夏なりに落語の世界に触れて居たかったのでしょう。

後半には見事な落語を披露してくれますが、幼稚園の発表会といえど一度客前で落語を披露して自身の中で何かが吹っ切れたようです。

「落語って男の人が丹精込めて脈々と磨き上げたものでしょ。ちょっかい出してその和を壊したくない」

未練はあるのでしょうが、この台詞が今後の子夏の生き方、全てを物語っているようでした。

それにしても子夏役の小林ゆうさんの落語が凄かったです!

「昭和元禄落語心中」のオーデションに受かった際、小林ゆうさんは泣いて喜んだとの話ですが、本当に感服する演技でした!

■美少年・信之助の破壊力

信之助がすっごい美少年に育っています!

髪の毛がくるくると二代目助六に似ている感じ、そして八雲でさえメロメロにしてしまう甘えっぷり、まさに魔性!

大人の扱いを心得ているのか、落語を覚えたり樋口先生さえも手玉に取りだっこさせています。

これは将来が恐ろし、いえ、楽しみです。

声優はテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスでロゼを担当している小松未可子さん。

いい具合に信之助の甘え上手っぷりを表現してくれています。

ちなみに、信之助が寄席で食べていたどら焼き。

落語の世界では演目を見ている間、飲食が自由なので(常識の範囲内で、おせんべいとか音のする食べ物は駄目ですよ)現代で言う映画館を思い浮かべていただければ分かりやすいかと。

映画館でも劇場に入る前にポップコーンなどを販売していますが、同じく寄席で食べるようにどら焼きやお饅頭など売っているのです。

しかも、アニメで登場したのはアンコにバターらしきものが挟んであります。

これはクリーミーで絶対においしいどら焼きですよ・・・マンガ飯の破壊力恐ろしい!

■どこまでも付いて来る樋口先生

各々のキャラクターが自分の居場所を確立している中、やっぱりぶれない樋口先生です。

考えてみれば、樋口先生のやりたいことは数年前から変わっていないので、この人だけ思考がブレないのもあります。

八雲先生にきっぱり「嫌です」と言われても引き下がらない、良い意味でのぐいぐい来る感じが毎回妙にツボです。

しかし、話を重ねるごとに樋口先生も八雲に近付いてきますから、二人の間で真剣に落語の未来を語るシーンが増えてきました。

考えを曲げない八雲に対して、落語を終わらせまいとする樋口先生。

二人の対峙する様は、まるで自殺志願者を引きとめようと説得している構図にも見えました。

写真を撮る際の「頼んじゃいませんよ」「もう撮ってしまいました」の掛け合いが、お互いのキャラクターの性格が良く現れたとても良いシーンだと思います。

今後もどのように樋口先生は八雲に迫ってくれるのか。

そして八雲を困らせている先生に嫉妬している松田さんが次にどんな反応をしてくれるのか(笑)楽しみです。

■やはり美味しい所は八雲で


出典:http://www.moview.jp/958957239.html

毎度毎度ノックアウトされてしまう八雲の色気ですが、今回も絶好調でした。

登場シーンから子夏への小言まで気難しい八雲が出ていましたが、信之助に対する反応が軟らかくて「何ソレ!」と反応してしまいました。

「こうやって礼儀を覚えていきなさい」

耳元で頭撫でられながら石田彰さんボイスで躾けられたら、それはもうはいorイエスしか選択肢がない。

そして寿限無をやらない皮肉っぷりも大変八雲らしかったです。

そうですね、「好きなのかい?」と聞いただけで、やるとは言ってないですものね・・・(笑)

そんな信之助に向ける優しい表情とは裏腹に樋口先生との会話では、八雲節炸裂でした。

でも八雲にはそっちのほうが似合っていると言うか、合っていると思うのです。

渋い顔、時折なにかを諦めたかのような顔で落語を語る八雲が一番色っぽいのではないかと。

樋口先生との会話シーンではそれが色濃く出ていたのではないかと思います。

そして二代目助六の扇子を見つめる八雲と・・・、こちらは今後の展開に期待ですね。

■4話の小話

落語を聴いていなくても、何故か寿限無は言える、という方は多いのではないでしょうか。

実は90年代に、子供の間で有名な番組で柳家花緑師匠が流行らせたのがきっかけだとか。

それは現代でも受け継がれており、番組名がリメイクされても変わらず歌として広まっています。

落語だと知らない方でも、その名前のインパクトから覚えちゃったりしているようですね。

寿限無について発言しているTwitterはこちらです。↓
https://twitter.com/KUMOHARU/status/825316305100120064

また、今回からエンディングが追加されていますが、タイトルは「ひこばゆる」

これは「蘖ゆる」となり春の季語で、「孫生ゆる」とも書くんだそうです。

木の切り株や朽ちた老木から生える新芽・新枝のことであり、信之助が大きくなり、与太郎が三代目助六といて名を馳せたこの回から追加されるのはにくい演出です。

なお、アニメ中で樋口先生は「寿限無だって元は子供の名前を言ってるうちに子供が溺れて死んでしまうというオチだったそうですね」と語っています。

古典落語で寿限無は、「子供が川に落ちて流されたが、名前が長すぎて助けの取り次ぎが間に合わなく、溺れてしまう」というオチになっています。

4話はこういった裏話が盛りだくさんなお話でした。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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