出典:http://b9life.hatenablog.com/entry/2017/01/07/035544

アニメが終盤に入り信乃助が生まれ、小夏もずいぶんと母親らしくなってきました。

与太郎ともより夫婦らしくなっており随分とみよ吉と違う人生を歩んでいます。

そこで、幼少期から小夏の心境の変化を辿ってみたいと思います。

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《父と幸せに過ごし八雲(菊比古)登場で一変した幼少期》

大好きな父親・二代目助六と貧乏ながら過ごした幼少期。

小夏は父親の変わりに蕎麦屋で落語を披露し日銭を稼ぐなど、たくましくそして愛されて育っていました。

一方、父親と自分を捨て他の男へ去っていた母親には嫌悪感を露にし、良くも悪くも歳相応の感情豊かな少女でした。

しかし、事故とはいえ大好きな父親は嫌悪していた母親に刺され、その母親を突き飛ばし2人とも死んでしまいました。

小夏には2人が死んだ事実が耐えられず、血まみれになった父親と八雲しか記憶に残りませんでした。

それが起こったのは八雲が本格的に二代目助六を落語界へ引き戻そうとしてからです。

小夏は父親が落語界へ戻ることを楽しみにしながらも、気ままに父親と暮らしていた生活を一変させた八雲を憎んでいました。

《自分が女であることを責めていた青年期》


出典:http://readbook0704.jp/blog-category-13.html

幼少期に父親から落語の楽しさを教えられ、自他共に認める落語好きになった小夏。

ですが、男の世界であった落語界に女の自分では噺家になれないことを悟り、悔しがっていました。

そして、あんなに好きだった自分の父親の死に様の際、記憶がはっきりしないのにも疑問を覚えます。

ここでは八雲も松田さんも、勤めていた旅館の女将もみんな小夏を庇って何も言わないのがもどかしいのですが、それほど小夏が愛されていた証拠です。

そんな小夏の前に与太郎が現れ人生が激変します。

《信乃助を身ごもって皆と家族になった後》

助六の血を残そうと、小夏が選んだ手段は女の自分が子供を残すことでした。

完全にそうとは言い切れませんが、今までの小夏の思考・行動から子孫を残すことが目的だと考える方が自然です。

ここでの小夏最大の誤算は与太郎が家族になりたいと言い出したことでしょう。

本当は一人で生んで一人で育てるはずが松田さんにも怒られ八雲の家に住むことにもなりました。

そうして八雲、与太郎、信乃助、小夏と家族が出来上がり、信乃助が生まれ八雲にも、自分もあんなに憎んでいたみよ吉と同じ母親になったことで心境の変化が起こり始めます。

それは良い方向に進みやがて2人は生まれて初めて本音で話し始めます。

《憎みきれなかった八雲への感情》


出典:https://mangagatari.com/topics/1352

少しネタバレになってしまい恐縮ですが、後に小夏は八雲に対する気持ちをこう語っています。

「若い頃は八雲に対して色々な感情がねじくれていました。なんせ親の敵ですもの、憎しみも執着も羨望も・・・若い私にはかかえきれないほどたくさんね」

自分自身にも自分の感情が分からない時期があったのでしょう、そしてそれが恋かも分からないもどかしい頃も合ったようです。

それが与太郎の登場によって少しずつ紐解かれていって、人生が良い方向に向かっていったと思っていたらいいなと思わざるをえません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!